tel 078-652-3699

   iconお問い合わせ


コンテンツ・メニュー
 ▶  商品紹介
 ▶ 会社情報
 ▶ 椎茸の効能
 ▶ レポート
 ▶ 中国工場
 ▶  お問い合せ

 

お役立ち情報
 ▶ 椎茸のおいしい戻し方
 ▶ レシピ

生産量減少に伴い、国産乾し椎茸の値段が高騰しております。
本年は、1月中旬から気温が高く推移した事と適度な降雨で、例年以上に早くから多くの芽切りが見られましたが、2月には気温が平年並みに戻り、寒さと 乾燥で成長は足踏み状態となりました。
3月に入ると、気温の上昇と降雨により成長が止まっていたものが一気に採取期を迎え、 色目も悪く下級品の多い品柄となりました。
その後も周期的に降雨があり、西日本から東海地方及び高冷地へと段階的に収穫が始まりましたが、全国的に急激な気温の上昇を受け、 例年になく短期間での収穫となり、厳しい作柄を予感させました。
4月中旬までは周期的に降雨もあり、全国的に追い芽に期待がかかりましたが、 気温が高く推移し発生は少なかったです。
さらに本年は、このような発生状況に加え、全国的な発生ホダ木の減少並びに西日本を中心とした2年 ホダ木の熟度不足も重なり、大幅な生産の減少を招く要因となりました。
以上の事から、本年度の原木乾燥椎茸春子生産量は前年度(約3,100トン) より32%減の2,100トンと決定致しました。
上記大幅生産量減に伴い、各社年末の需要期に備えた在庫確保を始めている為、乾燥椎茸の相場が前年同時期より2.5倍程に急騰しています。


                                                         2015.9.1  

 

2014年11月頃から開始された2015年産新物の状況としては、昨年の高値に反映し農民は植菌量を20%程度増やしましたが、12月の寒波の影響により、 菌棒1本あたりの生産量は5%程減少しています。
生椎茸買い付け業者も前年12月こそ活発に買い付けしていたものの、今年に入るとやや鈍りを見せ、例年並みの数量となっており、弱含みでの取引に 嫌気を刺した生産者が一部を乾燥品に回す者も現れ、今後の収穫量にもよりますが、乾燥品の生産量としては10~15%増加するのではないかと考えられます。
価格としては昨年よりも50セント前後安くなると思われますが、急激な為替変動の影響の方がはるかに大きい状態です。
日本の販売業者の立ち位置として、原料相場が昨年より下がったとしても、今後の為替を考慮するならば値上げもしくは良くて現状据え置きという流れが 多いのではないかと考えられます。


                                                         2015.2.22  

 

昨年の相場が高値で推移した事から生産者の栽培意欲は向上したものの、夏場の高気温や旱魃により菌棒の活着率は低く、 結局生産量は昨年よりも約10%~20%の減少が見込まれている。
また、人件費の高騰はめまぐるしい勢いで進んでおり、人民元の切り上げ等の影響もある事から、加工最終価格は、約10%強と予測されている。
新物として収穫されても、多くは生椎茸として中国国内で消費されている事などから、原料確保、価格面とも、非常に厳しい状況となっている。


                                                         2013.11.19